マシンオペレータのお仕事ってどんな仕事?体力的につらくはないの?お給料はどの程度?資格を取る必要はあるの?マシンオペレータのお仕事内容や疑問について、工場のお仕事求人サイト「工場JOB総合サイト」を運営している、日本ケイテムがお答えします。
マシンオペレータってどんな仕事?
製造系の求人でよくある「マシンオペレータ」「機械オペレータ」のお仕事。具体的に何をするお仕事なのか、文字だけでは今一つ分かりません。また、多くのお仕事で「未経験者歓迎」となってはいるものの、作業の難易度や必要な体力など、なかなか分かりづらいのではないかと思います。そこで今回は、マシンオペレータの仕事について詳しくご紹介します。一般的な給料面など、プラスアルファの情報もお届けしますので、ぜひ参考にしてみてください。
マシンオペレータの仕事内容
マシンオペレータとは、一言で言うと工場に据え付けてある機械を操作する人、のことです。工場ではさまざまな機械が動いています。所定の操作手順に沿ってタッチパネルで入力操作したり、スイッチを押して機械を作動させる仕事をします。
工場にある機械の例を挙げると「NCフライス」「実装機」「各種半導体製造装置」「検査装置」「切断機」などです。上の写真は半導体の製造装置群ですが、なかなか普段目にすることはない機械ですよね。ただ「こんな装置どうやって使うの? 自分にできるわけがないよ。」なんて決めつけないでください。もちろんいきなりは使えませんが、訓練を積めばだれでも操作できるようになります。
装置の操作を覚えるまで
マシンオペレータのお仕事に就くことが決まった人は、配属先で研修を受けることになります。研修期間は職場によって違いますが、短くても数時間、長いものだと何日もかけて、装置の基本的な操作を覚えます。
一見複雑な装置ですが、基本的には「所定の場所に部材をセットしてボタンを押す」だけです。また、新人さんにいきなり難しい操作をしてもらうこともないですから、あまり緊張しすぎずにまずは装置に触れてみてください。また、研修期間中には装置の操作のことだけでなく、作っている製品や安全に関することなどを教えてもらいますから、しっかりとメモを取って覚えておきましょう。もちろん研修中もお給料は支払われますからご安心ください。
一通りの研修が済むと、いよいよ製造ラインに配属されます。ただし、この段階でも先輩が横にいて、操作をサポートしてくれます。実際の現場で仕事をしながら作業を教わるOJT(オンザジョブトレーニング)方式で、少しずつ装置の使い方に慣れていきます。また、装置の「作業手順書」「作業指図書」も強い味方でしょう。これらは、家電の取扱説明書や操作マニュアルのようなものです。新人さんでも分かるように書かれていますから、それらも読みながら作業を覚えていきます。
ひとりで操作ができるようになるのは?
職場や作業内容にもよりますが、マシンオペレータのお仕事は数週間程度かけて少しずつ覚えていくことが多いです。 ある程度自分で操作ができるようになると一人前とみなされ、先輩のフォローから外れて作業することになります。
ただ、少しでも分からないことがあれば、必ず先輩に聞くようにしましょう。 工場では、分からないのに自分で判断して勝手に進めることが、最もやってはいけないタブーとなってい ます。「分からないことを質問する。」 工場ではこの考えが当たり前なので、分からないことはどんどん質問してください。「操作が分からないけど、誰にも聞くことができない。」と困ることもほとんどないですよ。
体力的につらくはないの?
装置オペレータはいくつかの装置の間を行ったり来たりします。また、部材置き場から部材を運んできてセットするなど、一定の範囲を動き回ることが多いです。座ってできる作業ではないので、基本的には一日中立ちっぱなしとなります。ただ、重量物を持つようなケースは少ないので、体力自慢でなくても十分に務まります。
お給料はどの程度?
これも仕事によって異なりますが、体力が必要なお仕事に比べて極端に安いことはありません。また、半導体や電子部品の製造マシンオペレータは拘束時間が比較的長く、残業時間が固定されていることもあるため、総収入は多い傾向にあります。
資格を取る必要はあるの?
基本的に、装置の操作に公的な資格は必要ありません。ただ、工場によっては独自に認定資格を設けているケースもあります。また、有機溶剤や危険物を使用するオペレータの場合は、関連する資格取得が必要になるケースもあります。ただ、入社していきなり「資格を取ってください」と言われることはほぼないです。資格を取る場合にも会社から費用が出ますから、働く人にとっては費用負担なしに公的資格を手にするチャンスとなることも。
まとめ
このように、一言でマシンオペレータといっても、その作業内容はさまざまです。また、操作も1日で覚えられる程度のものから、数ヶ月をかけて習得していくものまで、職場によって全く異なります。
ただ、どの職場で働きだしたとしても、すぐに「はい、勝手にやって。」と言わることはありません。いきなり高価な装置を新人さん1人に任せることはないですし、使い方を誤って万一ケガをしたり、間違った操作で不良品を作ってしまったりすると、社会的な信用問題にもなります。そのため、どの職場でも新人さんにはしっかりと装置の操作を教えます。
見たこともない装置に最初は戸惑うかもしれませんが、特別な職人さんだけが扱えるものではなく、きちんと訓練を受ければ誰にでも操作できるもの。尻込みせず、まずはチャレンジしてみてください。
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