社会保険ってどうして入るの?社会保険にはどんな種類があるの?自分にとってのメリットは?払わなかったらどうなるの?給料明細を見ていると、社会保険についての色々な疑問が浮かんでくるかもしれません。ここでは、社会保険について工場のお仕事求人サイト「工場JOB総合サイト」を運営している、日本ケイテムがお答えします。
社会保険の種類
初めてのお給料、うきうきしながら明細を見ていると、あれ?なんだか思ったよりも少ないような・・・。健康保険、厚生年金保険、介護保険・・・どうしてこんなに引かれてしまうの? これがまるまる自分のものになればもっとリッチになれるのに・・・。そんな風に思ったあなた。これらの控除は、もしもの時にとても役立つものなんです。
社会保険には種類があり「健康保険」「介護保険」「厚生年金保険」「労災保険」「雇用保険」に大きく分けられます。
- 健康保険
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業務外で病気やケガをしたときなどに保障が受けられる医療保険です。例えば、病気で会社を休まざるをえない場合、条件に合えば医療給付金などを受け取ることができます。
- 介護保険
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被保険者に介護が必要と認定されたとき、介護サービスを受けられる保険です。40歳以上の人々は、必ず加入し、保険料を支払う必要があります。
- 厚生年金保険
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現在働いている労働者が、将来年金を受け取れるようにする保険です。
- 労災保険
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労働者が業務中または通勤中にケガや病気になった場合、労働者に生じた損害を補てんする保険です。
- 雇用保険
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主に失業した人の生活を保障するための保険です。加入しておくと、失業したときに失業保険金を受け取ることができます。
さまざまな状況を想定し、用途に合わせた社会保険が用意されています。では、これらは実際にどんな場面で役に立ってくれるのでしょうか?
自分にとってのメリットは?
社会保険は、自分にとってどんなメリットがあるのでしょうか。
健康保険
健康保険は最も身近で分かりやすいかもしれません。ケガや病気で病院に行ったとき、保険証を出しますよね。保険証は健康保険を払っているという証明であり、提示すると医療費がとても安くなります。健康保険に入っていないと、医療機関を受診した場合の入院費や治療費は全額自己負担となります。「ケガや病気をしても、お金があまりないから病院に行けない・・・」そんなことにならないよう、健康保険への加入が推奨されているのです。
介護保険
介護が必要な状態になったときに、介護サービスにかかる料金を負担してくれます。「自分はまだまだ健康体、そんなものは必要ない。」なんて思っていませんか?思わぬ事故で後遺症を負ったり、病気で介護が必要な状態になったりすることは誰にでも起こりえます。また、老後で介護が必要になる可能性もありますから、万一への備え&将来のための積立と考えましょう。
厚生年金保険
厚生年金保険に入っていると、定年後、年金がもらえます。「年金は今働いている人たちが高齢者のために払っているもの。将来若い世代が減ったら、自分たちはもらえるか分からないじゃないか。」こういった声をよく聞きます。ですが、世代間の不平等をなくすために、今払っている年金の一部は積み立てられ、将来のあなたのために活用されることとなっています。 そのため、ただ他者を支えるお金ではなく、年金はあなた自身の老後を支える大きな収入源です。
労災保険
労災保険では、仕事や通勤途中でケガや病気を負ったとき、収入が途絶えないように補てんしてくれます。仕事を休まざるをえない状況になる可能性もありますよね。そんな時にもお金の心配をすることなく、治療に専念できます。もちろん治療費は健康保険で補助されますよ。
雇用保険
雇用保険制度では、失業したときに、生活と転職活動をサポートするためにお金が支払われます。失業保険という言葉を聞いたことはありますか。正式には、雇用保険に入っていることで支払われる失業給付金の事を指します。また、あなたが育児や介護(家族の介護など)のために休職したときにも、雇用保険から生活費が支払われます。
払わなかったらどうなるの?
社会保険を支払わないと、悪質な場合は6ヶ月以内の懲役もしくは50万円以下の罰金が科されます。ただ、それよりも大変なのは、もしケガや病気になったときや介護が必要な状態になったとき、年を取って仕事ができなくなったときに誰にも助けてもらえないことです。
誰しも「こんなはずじゃなかった。」と思う時は突然やってきます。その時になってから慌てても、何もできません。そうならないようにするための備えが社会保険だと思ってください。
また、もちろんあなたを雇用している企業も保険料は負担しています。負担しているのは、費用総額のおよそ半分。あなたが引かれた社会保険料と同じ額を、企業も納めているのです。あなたと企業とがお金を出し合って、何かあったらあなたがその恩恵を受ける。そう考えると、社会保険はあなたにとって大きなメリットだと思えるのではないでしょうか。
まとめ
最近は少なくなっていますが、まれに社会保険への加入が必須でない会社もあるようです。一見、自分の手取りが増えるので「ラッキー」と思ってしまうかもしれませんが、なんの保証もない状態で働くのはとても危険です。自分は大丈夫と思っていても、病気やケガは予期せず起こります。失業や介護など働くことができなくなる可能性も否めません。もしもの時に備えて、さまざまな保険があるのです。日本ケイテムでは、もちろん社会保険に加入をしていただけますから、安心して就労していただけます。
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日本ケイテムの創業は1970年。その後長年にわたり、メーカー工場内でモノづくりを行なってきました。作ってきたものも時代とともに移り変わっていますが、モノづくりのノウハウは会社の中にずっと蓄積されています。あなたが工場で働きたいと思った時、日本ケイテムならそうしたノウハウを駆使して、あなたの成長をバックアップしていくことが可能です。
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