工場ではどんな資格が取得できる?工場で取れる資格例の設備保全技能士について、工場のお仕事求人サイト「工場JOB総合サイト」を運営している、日本ケイテムがお答えします。
工場で取れる資格紹介第4弾!~設備保全技能士~
今回は、工場勤務の中で取得することができる国家資格の一つ、設備保全技能士という資格についてお伝えします。設備保全技能士は工場などで設置・稼働している機械のメンテナンス能力を認定する国家資格です。製造業の現場作業において必要になる、機械の保全作業の手法や設備診断の知識を身に付けることができます。
整備の対象となる機械ごとに資格があり、機械系保全作業、電気系保全作業、設備診断作業の3つに区分されます。また、資格のレベルも特級、1級、2級、3級と分かれています。いずれも「機械保全技能検定」を受検し、合格すれば取得できます。試験は学科と実技に分かれています。
それぞれの級で、受験資格の条件である、機械保全に関する業務に就いていた実務経験年数(過去の実務経験も含める)が異なります。3級は経験問わず受検が可能ですが、2級は2年以上、1級は7年以上、特級は1級合格後5年以上の経験が必要となります。受検に必要な実務経験年数は、学歴や職業訓練受講歴などに応じて短縮されますので、受検資格を確認する場合は受検資格判定をし、自分に必要な経験年数を確かめてからどの資格を狙うか決めることをおススメします。
どこで活かせる?
設備保全技能士の資格はどこで活かせるでしょうか。モノづくりに設備のメンテナンスは欠かせません。機械保全技能士はメンテナンス技能を証明する国家資格です。この資格を持っていれば、製造業の現場全般で活かすことができます。機械や設備の保全計画の作成やトラブル時の対応、データの収集など、機械生産性を低下させずに機械・設備が有効稼働できるように取り組みます。一つの設備がトラブルを起こすとライン全体がストップし、工場の生産性に大きな支障をきたしてしまいます。それを未然に防いだり、迅速に復旧できるようにするのが大きな仕事です。
昨今は機械化が進んでおり、人手が不要になる職種が増えつつあります。かつては人の手が必要だった作業を、今は機械やロボットが行なっているという工場は珍しくありません。もし、機械に何らかのトラブルが起こったら、そのときは人の手を介して対応していく必要があります。つまり、機械保全技能士に関してはむしろ機械化が進むほど需要が高まるのです。そのため、機械保全技能士の需要は、まさに今、高まっています。即戦力となる人材を求める企業が多いため、資格がないとなかなか採用につながらないこともありますね。資格を持っていれば専門知識・技術を有していることを証明できるので、採用される確率がグッと高まります。
気になる収入について
資格取得の際には年収が気になりますね。設備保全の年収は、304〜742万円とかなり開きがあります。これは逆にいうと、資格やスキル、経験によって大きく収入UPが見込めるということです。設備保全技能士の資格があると言っても、3級と特級ではスキルや経験に大きな違いがあります。設備保全技能士は、経験を積み、スキルアップをすることで年収を増やすことができる資格です。取得することで、評価と昇給にも繋がります。
設備保全技能士に向いている人
設備保全技能士はどのような性格や特徴がある人に向いている資格でしょうか。
機械整備や細かい作業が好きな人
機械保全のメイン業務は整備・メンテナンスであり、これを繰り返していきます。また、機械整備では細かいパーツを扱うことも少なくありません。緻密な作業をコツコツと繰り返さなくてはならないので、もともと機械整備や細かい作業が好きな人には向いていると言えるでしょう。
注意力・観察力がある人
故障の兆候や通常との違い・違和感などを見逃さないことで、問題が発生する可能性やトラブルを起こす原因を早期に発見することができ、問題を未然に防いだりトラブルを解決したりすることが可能です。予兆に気づく注意力や観察力、敏感さは、故障の予防に大いに役立ちます。注意力・観察力がある人は設備保全技能士に向いています。
資格勉強のポイント
設備保全技能士の資格を取得したい!そんな方向けに資格勉強のポイントを紹介します。
①過去の問題を解く
機械保全に関する内容をすべて覚えるに越したことはありませんが、それを短い時間で実現させるのは極めて困難です。そのため短期間で試験合格を目指すために、過去の問題を解いて出題傾向を把握していきます。ある程度ヤマを張ってその部分を重点的に勉強することで、全部覚えようと半端に記憶してしまうよりも合格できる可能性が高まります。
②スキマ時間を活用する
仕事などで忙しく、まとまった勉強時間の確保が難しい人は、毎日のスキマ時間を見つけ学習してみましょう。まずは5分からはじめ、10分、15分とだんだんと伸ばしていくのもよいでしょう。時間で区切ってもいいですし、暗記する場合は部分的に「今日はここだけ覚える。」と少しずつ、集中していく方がうまくいくものです。
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日本ケイテムの創業は1970年。その後長年にわたり、メーカー工場内でモノづくりを行なってきました。作ってきたものも時代とともに移り変わっていますが、モノづくりのノウハウは会社の中にずっと蓄積されています。あなたが工場で働きたいと思った時、日本ケイテムならそうしたノウハウを駆使して、あなたの成長をバックアップしていくことが可能です。
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