スタッフインタビュー(白山第一製作所 安原 春樹さん) | 工場JOB総合サイト

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スタッフインタビュー

白山第一製作所 安原 春樹

鹿児島県出身。農家、飲食店、工場、タクシー運転手などを経て2021年に日本ケイテム入社。2022年班長就任。

入社2年目で班長を拝命 独立も視野に日々奮闘中

もともと独立志向が強く、学校卒業後26歳まで鹿児島で農業を営んでいました。その後何度か転職しましたが、いずれも「独立のための資金作り」の側面が強かったです。転機が訪れたのは金沢で働いていた時に結婚したこと。それまではがむしゃらに独立を目指していたのが、家族の生活のために働くことを重視するようになりました。

作っているのはゲーム機などで使われる液晶画面

職場で作っているのは、ゲーム機やスマホなどに使われる液晶画面です。2m近くある大きな液晶板に、レジストという塗料のようなものを何層も塗り、その後不要部分を洗い流すと、大きな液晶板のうえに、ゲーム機やスマホの画面の形が浮かび上がってきます。全ての作業は専用の装置が行いますから、私たちの仕事は、その装置を操作するオペレータということになります。 入社した当初は、職場の立ち上げ時期とほぼ重なっていて、毎日が手探りに近い状態でしたが、今では請負化も果たし、部材の受け入れ、投入から、装置の定期メンテナンスまで、工程内のことはほぼ自社で完結させる体制ができています。

昨年7月に班長を拝命しました

入社して1年半ほどで班長を拝命しました。製作所内には班が3つあるので、そのうちの1つを任された形です。作業や休憩の割り振りや進捗の確認、次の班への業務引き継ぎ、クライアントとの調整など、業務は多岐に渡ります。当初はオペレータと兼務しながらでしたが、全員の作業状況をリアルタイムで把握する必要があるため、自然とオペレータ業務の比率は下がってゆきました。今ではオペレータ業務は全体の2割程度にまで減っています。 私が班長になったのは、製作所の請負化が本格的に始まったタイミングでした。それまでクライアント社員の方が行っていた業務を引き継ぐためのオペトレを受けながらの班長就任で、大変だったのを覚えています。今はなんとか体制も安定しましたが、まだ改善の余地はいろいろあります。その一つが作業のマルチタスク化。「この作業はこの人にしかできない」という作業がいくつかあるのですが、全員がどの作業もこなせる状態にし、誰かが休んでも生産が止まらないようにしたいと思っています。また、イレギュラーな対応が必要になったとき、工程の全体像や行う各作業の意味が頭に入っている人はすぐに対応できるのですが、理解が浅い人だと、確認に手間取ってしまい、生産がスムーズに行えないケースがあります。これについては、班全体の理解度を上げる形で解決したいと考えています。また、今はベテランメンバーだけで生産をしているのですが、近いうちに増産があり、人も増えそうですので、それに備え教育体制も整えてゆく必要があります。

安全は何よりも重要

この職場では、人よりもはるかに大きな装置を扱います。装置の中に入って作業をすることもありますから、安全には細心の注意を払っています。どんなに忙しいときでも、安全マージンをまず確保してから、その範囲でできるだけ急ぐようにしています。装置が大きい分、万一の時には事故の規模も大きくなってしまいますから、安全を軽視した生産は絶対に行いません。

昨年2人目の子供が生まれました

昨年2人目の子供が生まれました。まずは家族のためにもしっかりと仕事をしないといけないですが、まだ独立したい夢は持ち続けていて、いずれは奥さんと2人で何か事業を始められたらと思っています。今は班長の仕事を通じ、人をまとめたり交渉したりする経験を積み、それを将来に活かせられたらと思っています。