スタッフインタビュー( 小野製作所 加藤 陸さん) | 工場JOB総合サイト

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スタッフインタビュー

小野製作所 加藤 陸

現場スタッフとして、小野製作所で8年間勤務。2023年の4月から日本ケイテムの正社員となり、現在は、主任として現場の管理に携わっています。

モノづくりに共通する楽しさ

兵庫県の田舎育ちです。住んでいた自宅の周辺には、最新のお店や遊べる場所が少なく、かなり不便な場所でした。幼いころから甘いお菓子が好物でしたが、田舎ということもあり、周りにケーキ屋さんなどはなく、食べたいもの、欲しいものをすぐに買える環境ではありませんでした。そこで、食べたいお菓子は自分で作ってみたりと、小学生のころから、レシピをみて料理やお菓子を作るということをよくしていました。その時から、「ないものは、なんでも自分で作ってみよう!」というモノづくりに対する考えが、人一倍あったと思います。

スタッフの経験を経て、今年の4月に正社員になりました

小野製作所の現場スタッフとして8年間勤務し、今年の4月に日本ケイテムの正社員となりました。現在は、製造統括をしており、主には生産管理、品質管理、設備管理などを行っています。設備管理では、主に機械のメンテナンスや修理をしていて、現場で起きる機械トラブルの対応を行っています。今まで機械修理などの経験がなかったので、初めて機械の中をのぞいた時、細かな部品の量に驚いたのを今でも覚えています。そこから、クライアントさんが実際に修理されているところを見せていただき、自身でも実践しながら知識を蓄え、技術を身に付けていきました。最初は、修理手順や、使用する部品、注意する点など情報量が多く、それらを1つ1つかみ砕いていくのが大変ではありましたが、もともと、何かを作ったり、細かなことをするのが得意だったこともあり、作業自体は苦ではありませんでした。専門知識がないと直すことができない箇所は、クライアントさんに修理をお願いするケースもありますが、ほぼ、自分たちの力で設備トラブルを解決できており、これは、当社の強みにもなっています。

ベトナム人スタッフの方に安心して働いてもらうために

現場では、主にベトナム人スタッフが中心となって活躍しています。彼等、彼女等には、様々な面で力になっていただいていますが、業務においては、文化の違いなどから、認識のずれが起こらないように、対応の仕方には気を付けています。質問があれば、順を追って丁寧に説明したり、具体的な事例を紹介し、理解を深めてもらうなど問題が起きる前のアプローチを大切にしています。技術面においては、クライアントが求めているクオリティに到達することがもちろんですので、日本の会社のルールとして、教えなければならない箇所は、少し厳しく伝えたりもしています。ですが、彼らも日本に来て、たくさんの不安があると思いますので、安心して働いていただくためにも、お互いの文化を理解しつつ、日々のコミュニケーションで気遣うなど、心のケアもしながら良い関係を築くことを心がけています。

モノづくりの生活を楽しんでゆきたい

幼いころからあった「何かをつくること」の楽しさは、今でも続いています。趣味の料理やお菓子作りに加え、最近では苔テラリウムづくりにも興味を持っていて、家に帰っても何か細かい作業をしています(笑) 現在、製造現場に携わる中で、自分の趣味であるモノづくりと共通する箇所がたくさんあると感じています。修理の業務で言えば、正規の部品が 手に入らない時、代用品で対応したりと、何かを完成させる過程において、応用力が必要である事は、モノづくりにおいて共通して言えることだと思います。そんな応用力を更に身に付けつつ、モノづくりに携わる仕事を今後も続けていきたいと思いますし、プライベート含めモノづくりの生活を楽しんでゆきたいです。