どんな職場でも起こりうる仕事中の「ミス」。どのようなときにミスが発生するの?作業中、ミスに気付いたときはどうしたらよいの?今回はそんな疑問に、工場のお仕事求人サイト「工場JOB総合サイト」を運営している、日本ケイテムがお答えします。
この記事では、仕事中のミス、工場での作業中に発生するミスについて
・どのようなときにミスが発生する?
・ミスに気付いたときは?
・ミスに気が付いて、表彰!?
・そもそもミスをしないために
の4つの項目に分けて掲載しています。
どのようなときにミスが発生する?
どんな職場でもミスが起こることはあります。ミスとは誤り、間違い、失態、過ちなどのことをいいます。どんなに細心の注意を払っていても、ミスが起こってしまう可能性はあります。作業を行うのは人間です。人間はどんなに気を付けていてもミスをしてしまう生き物です。体調が悪い時のミス、まだ仕事に慣れていないという経験の不足によるミス、仕事に慣れてしまい注意力が散漫になった時のミスなど、ヒューマンエラー(人為的ミス)は色々な原因で発生します。
工場では、さまざまな機械が導入されており、その中での1つのミスが大事故に発展してしまう場合も少なくありません。もちろん、小さな事故でも発生させないために、工場ごとにルールやマニュアルはありますが、不注意や、連絡不足、機械の状況などによってどうしても発生してしまう場合があります。もちろん自分の作業内でのミスだけではなく、送られてきた前工程のミス、作業前の準備ミス、など工場の現場では、さまざまな原因やシチュエーションによるミスが考えられます。
ミスに気付いたときは?
ミスに気付いたときはどうしたらよいでしょうか。「あっ!ひょっとして」「あれ?なにか違う気が…」作業中、ミスに気付いたり、少しでも違和感を感じたら、真っ先に、リーダーかサブリーダーに報告してください。また、ミスに気付いた時には、自分1人で判断したりせず、必ず上長に報告、相談、正確な情報を共有した上で、指示を仰ぎましょう。
自分のミスを報告すると怒られるからミスを隠そうとする人もいますが、たいていの場合ミスはいずれ明るみとなります。小さなミスを隠すことで大きなミスに発展してしまい、小さなミスの時点で報告した方が良かったということも多くあります。些細なミスでも、ミスはミスです。どんなに小さなミスでもあなたの気付きが大きな事故を防ぐきっかけになるのです。
ミスに気が付いて、表彰!?
ミスに気付いて、未然に事故を防ぐことが出来れば、それはどんなに大きな貢献でしょうか。製品そのものや、工場で働く人、製品を使用する人などすべての安全を確保することに繋がります。実は、ミスに気付き、未然に事故を防いだことで、それを表彰する工場もあるんです。ミスに気付くことがどれほど重要であるかがわかりますね。ミスに気付くことは工場で安全に仕事を行う、品質管理を行う上でもとても大切な行動です。ミスを隠すという状況はとても危険です。表彰制度を作ることで、ミスに気が付いたら報告するという心理的ハードルを下げることに繋がります。
ミスの発生は避けられないことではあります。なので、ミスをしてしまったときの対応、ミスに気付いたり少しでも違和感を感じたら声を上げること、この2つがとても大切です。少し大げさかもしれませんが、未然に事故を防ぐことは、みんなの幸せにも繋がりますね。
そもそもミスをしないために
ミスに気付いたときは伝えることが大切ですが、そもそも工場での作業中にミスをしないためにはどのような対策ができるでしょうか。
- ①しっかり確認する
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ミスをしないためには、自分でも事前にしっかり確認し、常に気にかけておくことが重要となります。作業の慣れからくる不注意や思い込み、やり忘れからミスが発生しやすいと意識する必要があります。
ベテラン社員になってくると、いつもこうだから…と注意力が散漫になりがちです。特に、連絡不足や認知ミスはベテランに起こりやすいミスです。どんなに経験を積んでもミスをする可能性がありますので、しっかり確認することはミスを起こさないための基本的な対策です。
- ②教育・訓練を行う
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経験不足によるヒューマンエラーは教育や訓練をしっかり行なえば減らせるミスです。新人には任せないであろう仕事まで任せてしまうと、ミスが起こる危険が高まります。新人が仕事に慣れるまで、最初のうちはしっかりとサポートすることがとても大切です。教育・訓練を行い、正しい知識や技術をしっかりと身に着けることで、ミスを防ぐことができます。
- ③マニュアルの見直し
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頻繁に同じミスが起こる場合は、作成したマニュアルに問題があるかもしれません。作業に慣れた人間が見ると分かりやすいマニュアルも、新人が見ると複雑になっていることがあります。作業をシンプルにするのはもちろん、マニュアルが古くなっていないか、分かりづらくなっていないか、気付いた点があればぜひ上司に相談して下さい。
また、ミスを見つけることができるよう観察力を鍛え、正確な判断ができる知識を身に着けておくことも大切ですね。
嘘をついてミスを隠す、ミスを言い出しづらいという状況が一番危険です。特に工場の場合は小さなミスが大きなミスに繋がる可能性が高い職場です。ミスはさまざまな状況や原因で発生するので、いつ起こっても不思議ではありません。小さなミスもすぐに気付き、声をあげることが重要となります。ミスを発生させないことはもちろんですが、ミスに対する意識を高め、事故を未然に防ぐ環境を作っていきましょう。
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日本ケイテムの創業は1970年。その後長年にわたり、メーカー工場内でモノづくりを行ってきました。作ってきたものも時代とともに移り変わっていますが、モノづくりのノウハウは会社の中にずっと蓄積されています。あなたが工場で働きたいと思った時、日本ケイテムならそうしたノウハウを駆使して、あなたの成長をバックアップしていくことが可能です。
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