スタッフインタビュー(丹南製作所 佐場さん) | 工場JOB総合サイト

日本ケイテムが運営する
工場のお仕事求人サイト

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • インスタグラム
  • ユーチューブ
  • ティックトック
  • スレッズ

スタッフインタビュー

筑後製作所 近藤さん

教員、介護職を経て日本ケイテムに入社。難易度の高い工程を任され、そこから工程全体の統括者に抜擢される。2022年より現職。

入社3年で後工程全体を統括する管理者に抜擢

もともと岡山県で教員をしており、その後、介護の仕事を経て日本ケイテムに入社しました。入社直後に配属されたのは金沢の派遣先で、その後今の仕事を紹介され、転属してきました。 転属当初は物流部門に配属、工程間の製品移動や資材の搬入などを担当していました。比較的体力のいる仕事で、1日に18km歩いたこともありますが、介護の仕事をしてきたこともあり、特にきついとは思いませんでした。

体力と繊細さが要求される難作業をわずか1ヶ月でマスター

その体力を見込まれたのか、上司から声をかけていただき、塗布工程へと異動。ここは請負工程内でも体力と技術がいると言われているところで、運搬よりはるかに難しかったです。 作業は、まず治具を使ってパレットに部材を均一な高さに並べ、塗布装置にセットします。その後装置が塗布を行うのですが、パレットごとのわずかなズレが不良に繋がってしまうので、パレットひとつひとつへの部材の並べ方やセッティングの微調整が必要になります。また、パレット自体が重く、持ち上げてセットするのに体力がいります。さらに、不良が出やすい工程でもあるのですが、出た不良が設置の仕方によるものなのか、装置自体の異常なのかを見極める目も要求されます。こうした装置を1人で複数台担当するので、最初のうちはなかなか大変でしたが、先輩の教え方がとても上手かったこともあり、1ヶ月程度でひと通りの作業をマスターすることができました。後で聞いたところ、これは最速でのマスターだったようです。

3月から工程管理者、正社員にも推薦

今年の3月から後工程全体の管理者となり、それを機に正社員に推薦していただきました。タイミングの問題が大きいとは思いますが、通常は10年以上のキャリアを経て管理者になるところを、転属3年で管理者になれたのは、周囲の皆さんのおかげだと心から感謝しています。 管理者の仕事は、工程全体の流れを管理すること。それまでは自分の工程でミスなく作業することに集中していればよかったのですが、これからは他工程も含めた全体を見通さなくてはいけません。計画通りに製品を流せるのか、そのためにどのタイミングで装置の切り替えをすればいいか、さらに下工程では何を優先して流してほしいのかなどを総合的に判断しながら、日々の計画を進めてゆきます。大元の生産計画自体が変更になることもあり、クライアントとの調整も随時入ってきますから、やってみると想像以上に大変です。

大切なのは人とのかかわり方

工程管理の仕事をするうえで一番大切なのは、30名いる工程メンバーに、いかに前向きに仕事に取り組んでもらえるかです。私一人ががんばっても絶対に計画は達成できないので、全員が同じ方向を向いてくれるように、言葉のかけ方一つとっても気をつけています。形は上司でも、共に生産を行う仲間ですから、高圧的に接したり上から目線でモノを言ったりせず、こまめにコミュニケーションを取るように心がけています。

次の世代として製作所を引っ張ることが自分の責任

今はまだ工程管理の仕事を覚えることに必死ですが、ある程度習得できたら、次はQCや安全衛生などの資格を取りたいと思っています。今製作所を統括されている皆さんに比べ、自分は一回り以上若いので、次の世代として製作所を担ってゆけるよう、経験を積み知識を身に着けてゆきたい。それが、自分を引き立ててくれた皆さんに対する責任だと思っています。