スタッフインタビュー(巴第一製作所 グエン ティ リンさん) | 工場JOB総合サイト

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スタッフインタビュー

巴第一製作所 グエン ティ リンさん

日本に来て6年。4年間、基盤の組み立ての仕事を経験した後、特定技能として、2021年の9月から巴第一製作所で仕事を開始。

家族のため、国を越えて働くことを決意

ベトナムの中部に位置するハティン省の出身で家族は、父、母、兄がいます。元々、自立し、家族を助けたいという思いがあり、日本で働くことを決意しました。来日当初は、食や気候などベトナムとは違う環境に戸惑うこともありましたが、日本で生活していくうちに、日本の四季や景色など、様々なものをさらに知りたい、見たいと思うようになり、日本の文化に興味が湧いてきました。現在は日本の生活にも慣れ、着物を着たりするなど日本の文化を積極的に楽しんでいます。日本の生活を楽しみながら、これからも日本で仕事をし続けていきたいという思いを持っています。

集中力を維持しながら取り組む繊細な仕事

現在は、BLT(ボルト締めランジュ版型振動子)をつくる部門に所属しています。超音波を発生させる部品を数百個作成し、フレームにその部品を挿入。業務用センサーを組み立ててゆきます。BLTをつくる全工程を習得し、現在は組み立てを最初から最後まで一人で行えるようになりました。様々な部品を扱う業務を行う上で一番重要だと感じていることは「集中力」です。たとえば、扱うボルトは長いものと短いものの二種類あるのですが、これらをどの箇所に使用するのか理解し、間違いなくボルトを選択した上で、正確に所定の位置に取り付けることは、かなりの集中力を必要とします。1つの部品の取付ミスで不良品を発生させてしまうと、製品への信頼が失われることになってしまいますので、そのようなことがないように業務中は集中力を維持しながら、間違いのないように常に気を配っています。

丁寧なサポートが仕事に取り組む自信へ

仕事を始めた当初は、たくさんの似たような部品を扱う中で、自分が正しく作業が出来るのか、失敗をしたらどうしようかなど、不安や怖さを感じていました。しかし、職場の先輩に、業務内容について最初から最後まで優しく丁寧に教えていただき、今は、安心して仕事をすることができています。そのおかげもあって、業務にも慣れ自信を持って仕事に取り組めるようになったと実感しています。今では、難しさや不安を感じることもなく、やりがいをもって業務を進められていることがとても嬉しいです。職場の雰囲気も良く、工場内で働く方々同士の仲がとても良いので、ストレスを感じることなく仕事を続けて行けそうです。

日本、そしてベトナムでのこれから

休みの日は、料理をつくり美味しいものを食べることでリフレッシュをしています。ベトナムの食材を買ってベトナム料理を作ることもありますが、日本の料理の中では特にうどんを作ることが得意でよく食べたりしています。また、時間がある際には、ベトナムにいる家族と連絡をとったりして、お互いの近況を報告したりしています。 特定技能として、日本で働くことができるのは5年間ですが、ぎりぎりまで現在の仕事を続けてゆきたいです。特定技能としての期間が終了したとき、もし在留期間が改正され、更に長く日本にいることができる状況であれば、引き続き日本で仕事をしていきたいと思いますが、ベトナムへ帰国することになった場合は、ファッション関係のお店を開きたいという夢があります。特に、現在は起業することに興味を持っていますが、女性を美しく彩るファッション関係の仕事に関わり、服の販売を通して、自身の経験をシェアしていきたいと考えています。日本とベトナム、それぞれの地で、目の前にある事や目標とすることを全うできるよう、充実した日々を過ごしていきたいと思います。