スタッフインタビュー

瀬田事業所　芦田さん

2022年4月入社。経験0から設計について学び、前職での経験を生かして日本ケイテムに入社。

設計部門で即戦力として活躍中

前職でカーエアコンの部品配置を決定する搭載設計の仕事をしており、CADの経験を活かせる仕事に就きスキルアップしたいと思い転職活動をしていました。その中で何社か検討はしていましたが、日本ケイテムに今までのスキルを発揮することが出来そうな設計に関する技術職を紹介してもらい、条件も良くスムーズに内定を獲得できた為、入社を決めました。入社したのは、今年の4月の下旬なので、まだ入社して5ヶ月程です。

未経験から知識を習得

公務員の専門学校を卒業してから、ポテトサラダを作る工場で現場管理の仕事をしていました。初めは設計の仕事に興味はありませんでしたが、車に興味があり車に関する技術職の仕事を見つけたのがきっかけです。経験はなく、1から研修を通してCADの基本的な操作を3ヶ月で学び、技術を習得しました。短い間での習得は大変でしたが、着実に課題をこなすことにより知識を蓄えていきました。現在使用しているCADのソフトは2種類あり、片方は前職から使用していたものなので慣れていますが、もう1つのソフトは、今回日本ケイテムに入社が決定してから学んだものになりますので、まだ操作に手間取ったりすることがあります。取引先によって使用するソフトが指定されていますから、柔軟に対応していけるよう、不明な点は同じ部署のソフトのスペシャリストに聞くなどし、日々知識を習得しています。周りの方にも相談をしやすい良い環境で仕事ができています。

臨機応変な対応と持ち前の誠実さでクライアントから高評価を獲得

ハイブリット車の部品の1つである小さな電池が連なっているモジュールの検討や設計を行っています。具体的には、新たに開発する車の仕様に合わせて性能の確認や細かい付属品の形状の検討、設計、モデル作成、解析などです。モデルを作成する時に、気にかけていることは2つあります。1つ目はサプライヤーが作ることができる構造であるのかということ。2つ目は、量産する際に現場で安全かつスムーズに組み立てが出来るということです。部品の細部の形状など気を配るポイントはたくさんあります。モデル作成までは早くて1日、1週間もあれば完成しますが、本日中の納期の依頼が急遽あったりとイレギュラーな事態もたまに発生することもあります。大変ではありますが、やり遂げることができた際には達成感を感じますし、何より有名な車種に自分の作った部品が使用されていることは、良い評価をいただけているようでとても嬉しく思っています。

また、最近では本物のバッテリーのモジュールに異常事態が発生した場合を想定した評価実験の業務にも携わっています。他の事業所と協力し、バッテリーが破裂しない仕組みが正常に作動するか、一定の決められた条件の中で作動するか、を実際に熱をかけて調査します。安全であるのか実際に目で見て確かめることは、これからの検討の材料にもなりますし、実験を通して、自分の知識や経験値が上がってゆくのが楽しいです。

仕事もプライベートもアクティブに

スポーツタイプの自転車を購入し、長距離サイクリングを楽しんでいます。大津から、琵琶湖大橋を周り琵琶湖の4分の1を制覇しました。ラーメンが好きで、サイクリングの途中には美味しいラーメン屋さんの開拓をしています。元々柔道をしており、体を動かすことが好きなので、休日はアクティブに活動し、リフレッシュしています。 入社して5ヶ月、前職のスキルを活かしながら設計の業務を行う中で、モデリング案に一発でＯＫをもらえた時など日々小さなやりがいを感じています。また、できることが少しずつ増えていく事が楽しいです。今後、設計の業務の中でも強度解析や流体解析など他にも知識を深めることができる分野はたくさんありますので、まずは基礎的な知識の習得のレベルを高め、どのような業務でも通用できる技術を身に着けたいと思います。そして将来的には、今までの自分のスキルを活かし興味のある製造の設計に関われるようになりたいと思います。